地域のお祭り独特の雰囲気が好きだ。客層のほとんどがおやぢ。うん。ここぞとばかり響き渡るど演歌がその主張を静かにたたえているようだ。少子化だ何だと言ったってイマドキの者にはコップ酒の美味しさは到底分かるまい、と。なに混ざりたければ混ざればいい。ただふらふらになっても知らないヨ。。

新庄でカドを食らう

5月4日(月)の10時半頃。私とカミさんは最上公園のお堀周辺をぶらついていた。目的地は新庄カド焼きまつり。その受付時間は11時と聞いていたので、お堀の釣り人でも観察しながら時間をつぶそうと考えていたのだが…一際煙が立ち上るところ、会場入口を覗くと既にまつりは始まってた。客席テントに人がぎっしり詰まっていて、各々がカドを堪能しているではないか。ウソだろ?と思いつつ、私たちも急ぎ足で受付を済ます。

「カドもいい頃合いだしもう初めちゃえ!」おそらくそんなノリで前倒しの開場となったのではないだろうか。何しろこのお祭りは今日で6日目(しかもあと1日残っている)。1週間もぶっ続けで炭火を焚いていればとっとと焼き切って呑みにでも繰り出したくなるのが人情じゃないか。違ってたらごめんなさいだけど。とにかくそんなユルさは大好きだ。

毎日500尾を焼き上げるカドの名手。何時から炭を起こしているのだろうか。

それにしても会場にいる人達は皆いい顔をしている。受付のおばちゃん達が握ってくれたであろう手作りのおにぎりを頬張りながらのカド…合う。酒のアテとしてのカド…合う!が、今日はハンドルキーパーなので呑めないのが残念でならない。

帰りの道すがら、再びお堀を回るとまだ釣り人がいる。お祭りと日常が並行しているような光景にちょっと和む。思えば温かみに触れる機会がどんどん少なくなっている世の中である。飲食店に行けば注文はタブレット、会計はセルフレジ。そこで働く立場からするとお客との接点が減ったことで効率性は上がっているのかもしれないが、世の中システマチックになる程失うものがある気がする。カドの細かい骨が喉に刺さっていたからかそんな何か引っかかるものを感じながら帰路に着く。

カド独特の匂いを嗅ぎつけたあんこさん。その心境は?

HWかBWか

気がつけば4日を除くと今年のゴールデンウィークは殆どスイカ畑にいたことになる。作業日は5月3日、5日、6日と引き続き定植を進めていく。苗の成長は早く逞しい。2週間前に被せた白いキャップを外すともう立派に茎が伸び葉も広がっている。よしよしと安心ばかりはできない。徐々に暑くなってきた日差しの元、苗がぐんぐん伸びてこれるようビニール張りが始まるのだ。

この数日間はある意味規則正しい生活となった。朝5時にあんこさんから起こされ、6時にご飯を出し、おもちゃで遊びながら作業着に着替えて7時に出発。尾花沢に向かいながら村山で朝マックをドライブスルー。作業開始は大体8時で終わりが17時頃。帰りの道中にスーパーに寄って夕飯の食材(とビール!)を調達。帰宅後は自分らよりもあんこさん晩御飯を優先しなければならない。床にゴロンと寝転んだかとおもえばけたたましく声を上げながら頭を擦り付けてくる。可愛いといえばそうなのだが落ちつかない。そんな激しい催促を乗り越えたのが18時。缶ビールをプシュッと開けてようやく人心地つく。

それにしても夕飯の支度をしながらビールを呑む癖がついてしまった。初めのうちはサラダや玉こんなどヘルシーなつまみを心掛けていたはずがいつの間にかスナック菓子一辺倒に。ポテチ、ベビースター恐るべし。食後は小一時間ほど空けて珈琲を淹れる。もちろん甘味は欠かせないので寒月堂(尾花沢の名店!)で買った羊羹、かぼちゃパイを毎日食べる。と振り返りながらそら恐ろしくなってきたが…